検車場レポート
小嶋 敬二 石川 74期 |
後ろ攻めから上昇した堀内昇が打鐘で踏み込み先頭に立つと、加賀山淳の番手に飛び付き前団がもつれる。冷静に戦況を見極めた小嶋敬二が最終1コーナーから車を外に持ち出すと、豪快に前団を飲み込み白星を手にした。
「地元が後ろの加賀山君は先行だろうと思ったけど、堀内君がどうするかなって。中団取りなら早めに巻き返さないといけないかなって思ったけど、飛び付いたから落ち着いてから仕掛けた。ダービーの疲れはあるけどラインで決まって良かった。オールスターのファン投票は14日までだから、あと3日間、アピールできるように」
三宅裕武が小嶋に続いて2着をキープ。
「緊張しましたね。でも(小嶋が)早めに行ってくれたので。さすがの強さでした。自分は来期A級なので見据えて追い込んで練習しているから(脚の感じは)良いと思いますよ」