検車場レポート
鈴木 裕 千葉 92期 |
高橋晋也を制して黒沢征治が主導権を握る。黒沢の動きに素早く反応した鈴木裕は、合わせて踏んで3番手を確保する。一本棒の7番手からまくった高橋は不発。鈴木がまくり追い込んで、今年18勝目を挙げた。
「みんな強いんで僕は中団に入ってと。ジャンで自分で切って待ったんで(内容は)100点です。脚の感触は良くないけど、みんな重いって言ってたんでこんなもんかと。去年が1年間で19勝だったんで、今年はこれで18勝。(去年の勝利数まで)あと1勝ですね。気を抜くことはないし、やることは中途半端なレースをしないこと」
2着に流れ込んだ岡村潤は、鈴木を称えて、こう振り返る。
「キック(鈴木)がいい位置を取ってくれました。僕は付いてただけなんで、恵まれました。仕上がりは問題ない。(空いていた期間に)練習メニューだったり、フレームだったりを試したりしたんで、そういう不安は1つもない」