寬仁親王牌出場選手 ~理事長杯はGPの再戦~
今年も舞台は前橋高速バンク
2020年8月25日、公益財団法人JKAより、『第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』の出場選手が発表された。
2016年から5年連続となる前橋競輪場を舞台に、10月15日(木)から18日(日)の日程で行われる。出場選手については、添付の資料をご確認いただきたい。
注目を集めるのは初日の12レースに行われる『日本競輪選手会理事長杯』のメンバー。当大会の選考順位には全日本プロ選手権自転車競技大会(全プロ)の成績が大きく関わってくるが、今年は新型コロナウィルス感染症の拡大防止の観点から全プロが中止。選考条件が一部変更になったことにより、昨年の立川GPを戦ったS級S班の9名が激突することになった。
〝輪界最強〟の脇本雄太(福井・94期)、現在の賞金ランキング1位でオールスターでは2度目のタイトルを獲得した松浦悠士(広島・98期)、2月の全日本選抜競輪で初タイトルを獲得した清水裕友(山口・105期)ら、今年の平塚GPを確定させているメンバーにとっては年末の戦いを見据えた勝負になりそうだ。