地元の磯田旭が200勝を達成と共に特大配当を演出

　3月18日（金）に初日を迎えた第6回ウィナーズカップの6レースにおいて2車単、3連単ともにＧⅡ開催における最高払い戻し金額を更新した。人気を背負っていた吉田有希が金子幸央と共に後方で外に浮かされる苦しい展開の中、ライン3番手回りの磯田旭（栃木・96期）が最後方から最内を突っ込むと直線で中を鮮やかに強襲して突き抜けた。3連単114万9,810円（476番人気）、2車単12万1,880円（71番人気）での決着となった。
　「吉田（有希）が先行してくれる作戦だったと思います。（9番手でしたけど）ギリギリまで待って走りました。（そこから最終2センターくらいで踏んでいって）そうですね、届いて良かった。ラインのおかげです。（通算200勝を地元でっていう思いは）とくになにも考えてなかった。頑張ろうと思ってやってます」
　レース後の共同インタビューでは淡々とコメントした磯田旭。ラインの二人が勝ち上がりを逃してしまい、素直に喜べない状況ではあるが、仕上がり自体は、申し分なし。2日目以降も地元戦に備えた練習の成果を発揮して勝ち上がりを目指す。

　GⅡ開催については、今までの3連単の最高配当額は2020年9月19日に伊東競輪で行われた第36回共同通信社杯の3連単100万2,490円（490番人気）、2車単は1997年7月5日に防府競輪場で行われたふるさとダービーで11万4,950円（65番人気）であった。
　

• 選手詳細データ

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  磯田旭 選手栃木・96期