10月8日に最終日が行われた青森競輪FIIミッドナイト第2レース・A級一般で3連単、3連複の車券が不成立で払い戻しとなった。6車立てのレースだったが、4名が落車。ゴール前30ｍ線付近での落車だったものの、誰も再乗できなかった。

　レースは、前受けから突っ張る岡嶋登（大阪・99期）を、打鐘2センターで叩いて高橋大輝（秋田・111期）が先行態勢を取る。しかし、高橋マークの石田宏樹（青森・91期）は踏み遅れて岡嶋が番手に入る。近畿の連係も乱れて最後方に置かれた川木敬大（兵庫・84期）が最終バックでまくり、2センターからは3番手の石田も踏み上げる。直線入り口で内に進路を取った川木が、高橋と岡嶋の中を割ると、川木、高橋、岡嶋が相互に接触して落車し、後続の北浦弘幹（和歌山・77期）も乗り上げた。結局、外を踏んでいた石田が1着でゴールし、2着は内の退避路に入って落車を避けた佐藤和典（神奈川・70期）が入った。