今年もリモート ~GP共同会見~
今年はガールズGPが2日目
優勝賞金1億円超をかけた輪界最高峰の一発勝負「KEIRINグランプリ2022(GP)」が、今年は平塚競輪場を舞台に12月30日にその号砲が鳴らされる。20日に東京都港区のグランドニッコー東京台場にて「KEIRINグランプリ2022シリーズ」の共同記者会見が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年と同様にリモートでの会見となった。
今年はシリーズ2日目の29日に行われる「ガールズグランプリ2022」。7年連続7回目の出場となる児玉碧衣(福岡・108期・L1)は「(前検日から)1日休んでのグランプリは初めての体験になる。そこをしっかりと視野に入れていきたい。グランプリを優勝して、今年をいい一年で締めくくれるように頑張ります」。今年はビッグレースでの優勝こそないが、順調にグランプリのキップを手にした。4連覇が絶たれた昨年の雪辱を果たして、女王に返り咲きたい。
地元の佐藤水菜(神奈川・114期・L1)は、一昨年の平塚以来、3度目のグランプリ出場。ナショナルチームでの活動でガールズケイリンの出場機会が限られるなかで、11月のトライアルのワンチャンスで出場権をつかんだ。今年は競技のケイリン種目でも世界選手権で2年連続の銀メダル、アジア選手権で個人タイトル獲得となる金メダルと充実の1年だった。
「地元のグランプリなのでしっかりと優勝したい。2番車の黒は一番スタイリッシュでカッコイイ。1年間の集大成なので、自分の力を出したい」
世界屈指のスピードでV奪取。地元ファンの期待に応えて、30日のグランプリの郡司浩平にバトンをつなごう。
また、ガールズグランプリの会見に続いて、「KEIRINグランプリ2022(GP)」9人の会見もリモートで行われ、北日本勢は4車で結束、近畿コンビの並びが現時点ながらも決まった。