今年は平塚競輪場を舞台に8月13日からの6日間シリーズで開催される「第67回オールスター競輪（G1）」のファン投票の結果が6月17日にJKAより発表された。投票は競輪場、インターネットなどで4月12日から5月12日までの期間に行われ、古性優作（大阪・100期）が、2位の脇本雄太（福井・94期）に1000票近くの差をつける18441票を獲得して初のファン投票1位に選ばれた。「女子オールスター競輪」ファン投票は児玉碧衣（福岡・108期）が19487票と圧倒的な票数を獲得して8年連続8度目の1位に輝いた。同日には品川シーズンテラスで、2人の記者会見が開かれ、それぞれ喜びのコメントを語った。

　古性優作選手のコメント
　初めてのファン投票 1 位なのでとても感激しております。強ければ GⅠのタイトルを取れますが、オールスターファン投票 1 位というのはそれ以上に難しいものだと思います。日々自分が信じてやってきたものがお客様に認めていただけた形であり、ひとつひとつ積み重ねてきた自分のレースを評価していただいたと思っています。今のスタイルを突き詰めて、もっとスキのない選手になりたいと思います。前半戦は情けない結果が続いたので、トレーニングを頑張って後半戦は巻き返せるようしたいです。

　児玉碧衣選手のコメント
　今年も 1 位に選ばれると思っていなかったので、とてもびっくりしています。自分では何を評価いただけているのかわかっていませんが、とてもうれしいです。お客様の投票でしか走れない舞台で 1 位に選んでいただいて、恩返しできるのはレースでしかないと思っているので、身が引き締まる思いとともに頑張ろうという気持ちです。昨年と同じように今年もグランプリの出場権を最初に獲得できましたが、昨年はそこからなかなかタイトルを取れなかったので、次のガールズケイリンフェスティバルは 1 度も獲得できていないタイトルなので、まずはそこを目標に頑張りたいと思います。