小笠原匠海・高橋奏多が早期卒業候補者に選定

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『公益財団法人 JKA 提供』
127期の市田龍生都に次ぐ早期卒業候補者

 日本競輪選手養成所は、9月26日に早期卒業認定委員会を開催し、第129回(男子)小笠原匠海候補生、髙橋奏多候補生の2名を早期卒業候補者として選定した。

 9月8日~10日に行なわれた第2回記録会で、小笠原候補生は、1,000mTTで1分05秒81。髙橋候補生は、200mFDで10秒53とそれぞれ早期卒業候補者選定に係る基準タイムをクリアした。今後、両候補生は早期卒業における要件を満たし、日本競輪選手養成所が実施する所定の試験および早期卒業候補者に対して実施する競輪選手資格検定に合格すると、2026年1月にデビューとなる。

 歴代の早期卒業者は、117期の寺崎浩平、菊池岳仁、121期の中野慎詞、太田海也、127期の市田龍生都の5名。両候補生が早期卒業となれば、6、7人目となる。

 小笠原候補生は、海外でプロロードレーサーを目指して活動していたが、競輪へ転向した。髙橋候補生は、BMXレーシング出身でその後トラック種目に転向。ジュニアの世界選手権ケイリン2位など輝かしい実績を残し、トラック短距離の強化指定選手Bにも選出されている。

中田真弘記者

2025年10月18日 14時07分

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