徳田匠が豪快なまくりを披露 ~TIPSTAR DOME CHIBA~
3Vへ向けて好発進
11月1日(火)にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ラウンド9の一次予選が行われた。2Rには2徳田匠が出走し、同郷の先輩である小谷実とのまくり合戦を制して白星スタートを切った。
レースは残り3周でペーサーが退避すると、5コースの徳田が内を突いて3番手を確保した。外に浮いた神開一輝はそのまま先頭に押し出されて先行態勢に入った。その後は2番手に嵌った小谷が徳田に合わせてに残り1周でスパートを開始するも、その上を徳田がまくり切って先頭でゴール板を駆け抜けた。
近況は競輪でも成績が上向いており、好調を持続して今シリーズに臨む。
「中2日で練習もみっちりやってきたので疲れはあるけど、自己ベストも出たし状態は問題ないと思う。(優勝経験もあるので)自信を持って走りたいし、一次予選からしっかりテンションを上げていきたい」
レースでは冷静な組み立てで着差以上に強い内容を見せ付けた。
「内に入ったのは、他の選手がどういう動きをするかと思って試しに行ってみた。道中は余裕もあったし、どこからでも行ける感じはあった。小谷さんにも勝てたし、これで(勝ち上がりに向けて)ポイントも楽になった」と余裕の表情を見せていた。
今シリーズは鈴木浩太と並ぶ2Vの実績を誇る徳田。状態も良さそうで、このままの勢いで自身3度目の優勝を狙う。