好調を持続

　1月7日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」フォースクォーター ラウンド6の一次予選が行われた。2Rには白岩大助が出走して、積極策で逃げ切り白星スタートを切った。
　
　レースは残り2周半で2コースの金子哲大がインを切った。その仕掛けを追った白岩は残り2周で叩いて先頭に躍り出る。白岩はそのまま先行体勢に入りペースを上げて、最後は後位から迫る金子を振り切って先頭でゴール板を駆け抜けた。

　タイムトライアルでは唯一自己ベストを更新した白岩。セッティング変更が噛み合ったようで手応えをつかんでいた。
　「掛かっていない感じだったけど自己ベストを更新できた。前回も自己ベストを更新できたし最近は感じがいい。ハンドルのステムを長くしたのとギアを下げたのが良かったと思う。競走では人任せにしないように前々に攻めていきたい」

　レースでは有言実行を果たして、他を封じる逃走劇を披露した。
　「前検日より重く感じた。PIST6の負けパターンは構えてしまった時だし、基本的には先行することを考えている。先行すれば大敗はないと思っていたし、プラン通りに走れた。ギアをレース用に上げて走ったら、セッティングがいまいちだったので、そこを修正して2次予選を走りたい。前回は準決に進めなかったので、後悔しないよう自分のレースをして、今回は優出できるように」

　競輪では追い込みとして活躍している白岩だが、PIST6では積極的な走りで好結果を出している。過去には表彰台入りを果たしこともある実力者だけに、今回のデキであれば久々の決勝進出もありそうだ。

• 選手詳細データ

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  白岩大助 選手埼玉・84期