121期コンビがタイムトライアルで上位独占

　5月16日～17日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023ラウンド6が開催される。

　今シリーズはPIST6での実績ある若手機動型が多数参戦する。木村皆斗は4度の優勝経験があり、実績面は群を抜いている。東矢圭吾は初参戦の前回で完全Vとまだ底を見せておらづ、唯一のS級1班である朝倉智仁も前場所の奈良F1でS級優勝を果たし勢いは十分だ。地元のホープである荒川仁も優出実績はありV獲りの資格は十分。ハイレベルなメンバーが出揃い激戦必至のシリーズだ。

　15日の前検日にはタイムトライアルが行われ、荒川が10秒332を叩き出して全体1位で通過した。
　「今出せるベストのタイムは出たと思う。感触も悪くはないです。（PIST6を2節走ってみて）思ったように走れているけど、決勝は相手との力の差を感じる。（今回は同期の東矢圭吾も参戦し）東矢は学生時代にもケイリンで強かったし、やっぱり意識はしますね。今回も特に戦法にはこだわっていないし、行けるところからしっかり仕掛けたい」

　PIST6はこれまで決勝で連続して4着と悔しい戦いが続いているが、予選から準決勝までは無敗と安定した競走を見せている。今節はタイムトライアルで1位に輝き、優勝候補の大本命として初Vを目指す。