地元の荒川仁が連勝 ~TIPSTAR DOME CHIBA~
タイムトライアル1位の実力を示す
5月16日(火)にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6の初日が開催された。
今シリーズは過去の優勝経験者や、これまでPIST6で数多く白星を挙げている選手など、多くの実力者が顔を揃えた。その中でも前検日のタイムトライアルで全体1位を叩き出した地元のホープ荒川仁(千葉・121期)は危なげない走りで一次予選、二次予選を連勝。その脚力とポテンシャルの高さを存分に発揮した。
二次予選では道中で逃げた戸田洋平を追うような形から、残り1周で一気に仕掛ける。残り半周で戸田をまくり切ると、勢いそのままにゴールを駆け抜けた。レース後は「冷静に走れました。残り1周半からは全力でと思っていた。良い感じに踏めました。前ギアを1枚上げたけど重かったので準決勝どうしようかなって感じです」と振り返り、準決勝を見据えてセッティング面での調整にも余念がなかった。