123期の№1と№2がPIST6に初参戦! ~TIPSTAR DOME CHIBA~
激戦必至のシリーズ
8月8日~9日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド16が開催される。
今シリーズはA級選手のみが参戦し混戦模様。傑出者不在ではあるが、唯一の優勝経験者である三浦翔大が実績面では一歩リード。123期からは5名が初参戦。在所1位の荒川達郎や在所2位の黒瀬浩太郎といった勢いある新人達が、初のPIST6でどのような走りを見せるかに注目だ。
8月7日の前検日にはタイムトライアルが行われて、黒瀬が10秒384を叩き出し全体1位で通過した。
「思ったよりタイムが出ました。聞いていたより走りにくい感じはしなかった。250バンクを走るのは久々だったし、もう少しきれいに走れれば10秒1ぐらいは出る感じがある。250バンクはまくりが効かなそうだし、前々に攻めていきたい」
対する荒川は10秒602と全体7位で通過。タイムこそ振るわなかったが、悲観する様子はなかった。
「ギアをかけすぎましたね。慣れていけばもう少しでそうだし、レースでは挽回できるように。前場所の青森が終わってから体調不良になって一本欠場した。練習はできているし戻っていればいいですね。学生時代には競技をやっていたしそのアドバンテージを生かしたい。消極的になって何もできないことだけは避けたい。復帰初戦になるし、もちろん出るからには優勝を狙います」
両者ともに秘めている潜在能力は高く、これからの競輪界を背負って立つ存在。123期のトップに恥じない走りを披露して、PIST6初制覇を狙う。