3節連続で9秒台を記録

　8月21日～22日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド17が開催される。

　優勝候補の筆頭は河端朋之。圧倒的なスピードでPIST6を席巻しており、強豪が揃う今節の中でも力は断トツだ。対抗格は5度(通算)の優勝を誇る伊藤信。実績では最上位の存在で、キレ味鋭いまくりを武器に6度目(通算)の頂点を狙う。実績次ぐ山田義彦(埼玉・37歳)が3番手評価。岸田剛、原田亮太、加藤将武といった勢いある若手機動型も参戦し、虎視眈々と初優勝を狙う。

　20日の前検日に行われたタイムトライアルでは、河端が9秒962を叩き出して全体1位で通過した。
　「（タイムトライアルは）一杯一杯でした。夏風邪っぽいし、状態がそこまで良くはないなかタイムは出た。とりあえず下手を打たなければ大丈夫だと思う。タイムも出ているし戦える状態にはある。前回の決勝はコース的に早めに駆ける展開になった。PIST6は展開一つで結果が全然変わってしまうので気を付けたい。4連続完全Vできるように頑張ります」

　3月のエクストラステージ 年間ファイナルで初優勝を飾ってからは3節連続で完全Vと手が付けられない状況。今節は未だ誰も成し得ていない4節連続完全Vが懸かるが、今の河端ならその偉業を達成する可能性も高そうだ。

• 選手詳細データ

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  河端朋之 選手岡山・95期