実力伯仲で激戦必至のシリーズ

　5月25日（土）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 5月 第4戦が開催される。今節は優勝経験者が三浦翔大の1名のみとなり実力伯仲のシリーズ。徹底先行を貫く地元千葉の原田亮太が悲願の初Vを果たすシーンも十分で、その他にも活きのいい松本京太からタイトルホルダーの小嶋敬二といった大ベテランまで幅広い年代層が顔を揃えて個性あふれるメンバーが揃った。
　
　24日の前検日にはタイムトライアルが行われて、初Vを狙う原田が10秒377を叩き出して全体1位で通過した。
　「（タイムトライアルは）ボチボチですね。いつも通りの走りはできると思う。練習はできているし、現行競輪出も手応えはあるけど、なかなか点数が上がってこない。前回の小田原も7、2、1の成績で点数を計算したら丁度97点で思ったよりも低かった。レース内容は悪くなかったし、自分の走りはデキたので後悔はしていないですけどね。あいつは（まくりに）構えると周りから思われる選手にはなりたくないですし。PIST6でもそろそろ優勝しないといけないと思っているけど、なかなかそのタイミングがこない。今回はチャンスだと思うけど優勝を狙い過ぎずに、チャンスがきたらモノにしたいぐらいの感じですね」

　現代競輪では珍しくデビューから一貫して徹底先行を貫く先行屋。PIST6でも積極生を崩さず自身のレーススタイルを貫いており、今シリーズも持ち味を発揮し悲願の初Vを目指し突き進む。

• 選手詳細データ

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  原田亮太 選手千葉・115期