後藤大輝が特進に王手! ~小倉競輪場~

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河崎正晴(左)、後藤大輝(中央左)、高橋優斗(中央右)、昼田達哉(右)
同期の河崎正晴が真っ向勝負に挑む

  8月12日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2シリーズは13日に2日目が終了。チャレンジ戦に出走している121期は4名全てが決勝に進出。後藤大輝の特進に注目が集まり、その後ろに高橋優斗-昼田達哉が並び121期ラインを形成して強力布陣。対する熊本の新鋭・河崎正晴は後藤を止めるべくやる気満々だ。

 特別昇班に王手をかけた後藤は「楽しみですし、やってやりますよ」と同期の河崎を迎え撃つ構えだ。「準決勝はあと2回ぐらい踏み直せた。でもこなかったので」と余力を残していた様子。

 「余力を残しての上がりタイム11秒5なので悪くないですね」と状態に不安もなし。「正直、決勝はまくりに構えればいける自信はあるけど、ここまでバック線を取ってきているし、内容にもこだわりたい。バック線を取っての1着が理想ですね」と決勝も結果と内容の二兎を追うつもりだ。

 「今回は後藤君の連勝を止めにきたので」と後藤が決勝に勝ち上がってきたのを確認すると河崎はきっぱりと言い切った。
 「準決勝は上がりタイムは11秒6だけど、前半は11秒2。自分でも仕上がっていると思う」と自身の状態に納得の表情。
 「レースを走る毎に感覚を掴んできたし、レース毎の反省を次に生かせている。決勝は自分の力を全部出し切って、後藤君を止めたい!」と在所成績こそ52位で今回の121期のメンバーの中で下位だったが、実戦を経験するごとに成長している。連日、圧巻のレースを披露している後藤を止めるのは至難の業だが、同期同級生として牙をむけるつもりだ。

 注目のチャレンジ決勝戦は8レース。発走予定時刻は23時00分。後藤が9連勝を達成するか、それとも同期の意地を見せるか必見だ。

池端航一記者

2022年8月14日 00時34分

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