地元戦に臨む永井哉多 ~京王閣競輪場~

photo-48844
永井哉多
気持ちを切り替えて
初日から集中する

 9月2日(金)から京王閣競輪場で『Sちくま杯&大柴杯&デイリー杯』F2ガールズシリーズが始まる。

 オープニングレースには地元の新人である永井哉多(東京・121期)が登場だ。永井は本格デビューの7月青森初日に白星を挙げると、続く川崎でも初日に白星。しかし平塚、弥彦と初日に失敗している。「平塚で予選を初めて失敗して、次もやってしまったらと考えていたら弥彦でも失敗。気持ちが弱いです。同期に比べて脚力も気持ちも負けています」とメンタル面を課題に挙げた。

 地元戦を迎えるにあたり、課題克服へ取り組んだのは自己啓発本を読み込むことだった。「ポジティブになれる本をいろいろと読みました。今回も持ってきています、全部父のものなんですけどね。これでポジティブになったはずだし、気持ちの面は大丈夫」と、ここで悪い流れを断つべく狙うは予選白星だ。

 「先行すれば、ある程度戦える。前を取ってもらって、突っ張る。そこからは持つ距離から自信を持って踏むだけ」と思い描いたイメージのレース運びで地元勝利を狙う。

角田祐馬記者

2022年9月1日 16時57分

開催情報

ページトップへ