山口多聞がA級1,2班戦初の準決突破へ ~大宮競輪場~

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在所時にはゴールデンキャップを獲得した好素材が底力を見せる
自分がレースを動かせるように

 11月11日から大宮競輪場で開催されているモーニング競輪は初日を終えて、10レースに登場した山口多聞(埼玉・121期)は突っ張って逃げ切ったが本人は反省しきり。
 「後ろを見て(篠原忍・愛知・91期)きていると思い踏んだから、番手をもつれさせてしまった。もっと早く自分でペースを作れたら良かったですね。別線がカマシに出るのを迷わせるくらいではないと」と話すが動きは問題ないだろう。
 
 山口は9月の青森で特別昇班を達成したが、3場所を走りまだ決勝進出はない。前検日には「準決は別線の動きに対してなされるがままだった。勉強して修正したい」と対策を練っていた。

 準決に向けては「別線は強いけど準決は相手を見てではなく、主導権を取れれば。大宮はいつも走っているので問題ない」とA級1,2班戦で初の準決突破を地元で決める。

木村貴宏記者

2022年11月11日 15時07分

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