新人の眞砂英作が初Vを狙う ~取手競輪場~

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眞砂英作
持ち味の地脚を生かして初Vを狙う
モガキ中心の練習で力つけた

 12月1日から取手競輪場で開催されている、チャレンジ戦のモーニング競輪は2日目を終了。6レースに登場した新人の眞砂英作(香川・121期)が連日の先行策で逃げ切り連勝で決勝進出を決めた。

 準決ではスタートを取れず前受けはできなかったが、打鐘前で一気に叩いて先制しそのまま逃げ切った。「前を取れない想定もしていました。前に出切らないとラインを生かせない。踏み直したのも早すぎたしキツかった」と話すが、初の準決勝での勝利で勢いもつくだろう。

 8月から街道メインの練習に切り替えた。「モガキ中心のハードな練習。踏み直しもきくようになったし方向性は合っている。600メートルなら(駆けても)怖くない」と自信もついてきた。

決勝は同期の添田龍児(神奈川)が対戦相手にいるが狙うのは自身の初Vだろう。「まずは内容重視ですがチャンスだとは思う。添田君の方がスピードが良いし、やみくもに駆けるわけではない。良く考える」と対策を練る。
   
 養成所では「追走で一杯で流れ込みの競走が多かった」と話しデビュー当初は苦しんだが、現在は4連続で決勝に進出中。力をつけた今なら初Vはそう遠くない。
 

木村貴宏記者

2022年12月2日 16時35分

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