121期3人の優勝争いに注目 ~立川競輪場~

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左から添田龍児、中山拓人、比佐宝太
完全Vを目指してガチンコ勝負

 12月28日(水)から開催されている立川ガールズF2シリーズは最終日を迎える。平塚競輪場ではKEIRINグランプリが開催されているが、立川ではルーキーたちの熱いバトルが繰り広げられる。それぞれが決勝の121期3人はピンピンでの勝ち上がりで絶好調。脚質の違いがあるだけで力の差はほとんど無いと考えていいだろう。
 
 中山拓人(埼玉)は「今回から新車ですが2日間全力でモガき合うレースではなかったので、脚の感じは何とも言えません。長く踏む走りは得意ではなく持久力の強化は必要。今年は最後のレースなので出し切る走りをしたい」とデビューから通算3度目のVを目指す。

 比佐宝太(福島)は「“先行して脚をつけろ”と師匠の山崎芳仁さんから言われていたが、初日は失敗レース。準決は風が強くてキツかったが、自分らしさを出して切れた。決勝進出のノルマは果たせたので、頑張りたい」とスタートの早さを生かし、得意の突っ張り先行でライバルを翻弄しての逃走劇か。

 添田龍児(神奈川)は「連続優勝での参加ですが、余裕は全然ありません。ホームの平塚が軽いバンクなので、重いと聞いていた立川に不安はあったが、2日間走ってみて気にならないレベルでした。同期の2人は強いので冷静に力を出し切って、今年の最終戦をVで締めくくれれば」と3連続優勝へ向けて通算4度目の優勝を力でモギ獲るか。ガチンコバトルから目が離せない。

永岡孝史記者

2022年12月29日 18時00分

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