121期の両者でガチンコ勝負 ~京王閣競輪場~
地脚の近谷涼VSダッシュの末廣快理
1月11日(水)から京王閣競輪場で開催されている今年一発目のミッドナイトは13日(金)に最終日を迎える。今回はチャレンジ戦の新人対決が注目のシリーズで、特別昇班を狙っている末廣快理(兵庫)と近谷涼(富山)が無傷で勝ち上がり決勝で激突する。
6連勝でシリーズを迎えた末廣は2日間を振り返って「落ち着いたレース運びはできています。デビューから突っ張り先行を主体に戦ってきたので、後ろ攻めになりそうな決勝は難しくなる。先輩たちに作戦を練ってもらい、決勝に臨みます」と2度目の特別昇班のチャンスを今回こそつかみ獲るか。
対する近谷も今節で完全Vを決めれば、次回は特別昇班に挑戦できる。「自分は日大出身なのでバンクに入った経験はある。でも8、9年ぶりだったので初日は直線が長く感じたが、準決は修正できて巧く回せましたね。末廣君と僕は違うタイプ。年齢的にも先に上がりたいが、力を出し切るレースをしたいですね」と強地脚を生かし末廣の特別昇班を阻止して連勝を“6”に伸ばすか、注目の一戦から目が離せない。