加藤将武が同期をねじ伏せ特別昇班へ ~大宮競輪場~
121期のバトルは見逃せない
3月24日(金)から大宮競輪場で開催されているモーニング7は26日(日)に最終日を迎える。注目を集めるのは地元で2度目の特別昇班へ挑戦する加藤将武(埼玉)だが、森本桂太郎(愛媛)と松本秀之慎(熊本)の同期も機動力は互角で壮絶なバトルが予想される。
予選から集中力を研ぎ澄ませている加藤は「準決は別線が踏み合ってくれたし、展開も向いてくれました。脚も悪くないので、もちろん(9連勝を)狙っていく。でも特班ストッパーの森本さんがいるので油断はできない。気合を入れて走ります」と3場所完全Vへ向けて万全の状態で決勝戦を迎える。
その森本は「準決の走りは勝ちにこだわったように見えましたよね?踏み合う必要はないと思ったし、ライン3人で決める仕掛けはできたと思う。それに先行とまくりのパターンを試せたのは収穫があった。加藤君が先行すると援軍が多いので苦しくなるが、構えてくれた方がチャンスはありますね」
松本も無傷で勝ち上がり「三浦大さんには広島でやられているので意識して戦った。後ろが片折勇さんだったのもあり安心して走れました。脚は初日より良いので、仕掛け所を逃さずに行きたい」と、完全Vを狙って奮闘する。