神戸暖稀羽は本格デビュー戦で自力戦に徹するか

　7月17日から大宮競輪場でF1ガールズシリーズが開催される。今シリーズはガールズから2名の新人選手が参戦。若さ溢れる走りで、3日間アピールに徹する。

　6レースに登場する神戸暖稀羽（北海道・124期）は函館競輪場の選手養成プロジェクト「ホワイトガールズプロジェクト」の出身。ルーキーシリーズでは2勝を挙げるなど、注目の新人。「ルーキーシリーズは緊張しましたね。結果はまずまずかなと思います。練習は同じホワイトガールズ出身の伊藤のぞみさん、蛯原杏奈さん、畠山ひすいさんとよくやっていますね。脚質は長い距離を踏むことが苦手で、ダッシュタイプだと思います。（目標は）自力で勝てる選手になりたいですね。初日もまずはしっかり自力を出せるように頑張ります」

　7レースは枝光美奈（福岡・124期）が登場。前回の地元久留米で一足先に本格デビューを飾り、644の成績。今シリーズは確定板を目指して疾走する。「先輩方と走ってやっぱり違うなと感じました。位置取りだったり、ちょっとした差で結果が全然違いますね。練習は師匠（稲吉悠大）だったり、桑原亮さんによく見てもらっていますね。元々ロードをやっていたので、どちらかというと長い距離を踏む方が得意だと思います。（目標は）G1とかで活躍できる選手になりたいですね。一戦一戦勉強だと思うし、しっかり確定板を目指して頑張ります」