「色んな仕掛けをやっていきたい」

　7月19日（水）から青森競輪場でF2ミッドナイト『￥ＪＯＹ×プロスポーツ杯』が開幕する。今開催は卒記チャンプで在所1位の荒川達郎を含めて123期が3名参戦。オープニングレースを走るのは慶応義塾大学自転車部出身の池邉聖（神奈川・123期）だ。前回の反省を糧に今開催は3日間、出し切ることを誓った。

　「前回の初日は叩き切ったつもりが内にずっといられてパニックってしまった。途中からレースの記憶がないですね…。本格デビューしてからはラインができて、ある程度、レース展開を考えるんですけど、想定外のレースになったときに慌ててしまう。もっといろんな展開を考えておかないといけないし、レースを一杯走って経験も積んでいきたい。走らないとわからないことだらけなので」と経験の乏しさを身をもって実感した様子で、レースをこなしてどんどんとレベルアップをしていきたい様子だった。

　「前回は初日、逃げ切れたけど、3日間、だしきれたのかってなると全然でした。3日間、遠澤（健二）さんと走れたのは良い経験になったけど、まだまだです。今回は3日間、出し切りたい。まくりよりも逃げたい気持ちが強い。前回は3日間、ずっと外枠で前受けとかもできなかった。なので、今回は突っ張り、下げてのカマシだったり、色んなことをやりたいなって思う。まだラインの競走でなにが得意で何が苦手なのかも把握していないので」と出し切る競走を第一に、色んな仕掛けを試していくつもりだ。オープニングレースでどういう仕掛けで勝ちをつかむのか大いに注目したい。

　1レースは20時50分、発走予定となっております。

• 選手詳細データ

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  池邉聖 選手神奈川・123期