新人の児玉虎之介が初Vを狙う ~松戸競輪場~

photo-72183
児玉虎之介
長い距離を踏める強みを生かし積極策で初Vを狙う
優勝して親父にいい顔をしたい

 20日から松戸競輪場で行われているミッドナイト開催「第8回東京電設工業杯」は2日目を終了。チャレンジでは新人の児玉虎之介(岐阜・123期)が連勝で決勝へ勝ち進んだ。「初日の反省を生かせたし思うようにいいレースができた。前を取っての突っ張りがセオリーですね。その方が自分の走りができる。(9月に走った同じ短走路の)奈良も走りやすかった。4角回って前を見たらすぐゴールなので」。

 児玉の最高成績は準V。今回は初Vを狙えるチャンスであり、本人も当然狙っている。だが「勝つだけでなく、どう勝つか」と内容も重視している。父は利文(76期)で、開催前には「丸バンクだから前におらんと」とアドバイスを受けていた。「優勝して親父にいい顔をしたいですね」。父も息子の良い報告を楽しみに待っているだろう。

木村貴宏記者

2023年10月22日 12時35分

開催情報

ページトップへ