勝ちパターンの突っ張り先行で完封

　11月29日（水）から行われているモーニング12Ｒ制は、30日（木）に２日目を迎える。初日チャレンジの５レースを突っ張り先行で押し切った地元の松田昂己（茨城・123期）は無傷での決勝進出を目指して別線に立ち向かう。

　地元ファンの期待に応えて見事に押し切った松田は「正攻法に構えて全ツッパする組み立てでした。ペースに持ち込んで流しながら最後の踏み直しもしっかりとできた。走り終わった同期は“バンクは軽かった”と言っていたので、自分だけ重いと感じたら調子が悪いってこと。でも僕も軽く感じたのでホッとしました（笑）。同期の日吉克実さん（静岡）が中団にいたら、ゴール前は迫ってきたんのではないかな」とポテンシャルの高さを感じていた。

　７月のホーム戦は無傷で勝ち上がっていた松田は今回もピンピンでの優出を目指す。準決は池田伍功羽（熊本・121期）との二分戦。ラインは４車となって有利だが油断はできない。ダッシュ鋭い池田にまくられないペースで駆けて決勝へ勝ち上ろう。