「後ろの選択肢はなかった」

　3月2日から小倉競輪場で開催されているF2ガールズナイター・『寒北斗酒造杯』は明日、最終日を迎える。10レースにて行われるチャレンジ決勝戦では火島裕輝（愛媛・123期）が唯一の連勝。決勝では同期の龍野琳太郎を背に完全優勝を目指す。

　「古川さんがまくってきたのがみえたのでバックから全開で踏みました。まだ踏める感じがあったしコーナーに入ったところで大丈夫だろうって思った」と冷静に準決を振り返ってくれた。
　「前期は優勝1回だけでそれもここでした」と小倉との相性は抜群だ。
　「今は1、2班を見据えてパワーをつけたいと思っている。パワーがないとペースが上がったときにしんどくなると思うので。体重はもちろんなんですけど、ウエイトも取り入れて82キロから83キロぐらいにはしたい。それで自転車を扱えるようになりたい」とA級上位戦を見据えてすでにいろんなことに取り組んでいる様子。
　決勝は同期の龍野に任されることになり「単騎よりもラインがあった方が全然良い。自分が後ろの選択肢は全くなかったです」ときっぱり。決勝も豪快な仕掛けで同期たちをまとめて蹴散らして2度目の優勝を目指す！

　チャレンジ決勝は10レースで発走予定は19時45分となっております。

• 選手詳細データ

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  火島裕輝 選手愛媛・123期