松本京太は静かに闘志を燃やす ~川崎競輪場~

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3日連続で1番車なら突っ張り先行が濃厚
最内枠を得たなら突っ張り先行で魅せる

 3月5日(火)から川崎競輪場でF2ミッドナイトが開催されており、7日(木)に決勝戦が行われる。最終日はチャレンジから連勝で勝ち上った松本京太(静岡・123期)にスポットを当てた。

 前検日からメンバーを書き写し、対策を練って臨んだ予選は冷たい雨が降る中のレース。前受けから迷わず突っ張り先行に出て地元コンビを連れ込んでのワンツースリーの結果。

 準決も1番車で初日と同じように赤板で誘導員と車間を空け、突っ張り先行でペースをつかみ堂々と押し切って連勝。「ラインのおかげで勝てたけど反省点もあります。予選で番手をさばいていた竹村達也さん(高知・99期)を意識して内を空けてはいけないと力んでしまった。誘導員を使えたが、初日より風が強かったのでキツかったですね」とレースを振り返った。

 決勝は123期の激しい走りが予想され、見応えあるレースは松本と石田のどちらに軍配が上がるか楽しみだ。

 「決勝は昨年12月の京王閣で2度対戦した同期の石田典大さん(東京)との二分戦ですね。準決は自力でやったんですが、決勝は番手回りでした。前回とはまた違う形になりますが、以前の準決を思い出して頑張りたいですね」と完全Vを狙い気合を入れた。

永岡孝史記者

2024年3月7日 01時20分

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