森田一郎は本格デビュー戦で完全V飾る ~大宮競輪場~
ナショナル仕込みのスピードで同期を粉砕
7月19日(金)から大宮競輪場でF2チャレンジ戦がモーニングで開催されて、21日(日)には決勝戦が行われる。125期のルーキーは3人が決勝に進出して熱い戦いが繰り広げられる。その中で注目を集めるのは地元の森田一郎(埼玉)だ。
予選は大ベテランの茂木和臣(63期)を背に気遣いながらワンツーで、力が無ければできない走りだった。準決も板羽俊一(64期)と上位独占を目指す組み立てをしたが、永田隼一(福岡・95期)と山口直樹(神奈川・123期)に展開をかき乱され、強引にまくり返す形となってしまった。
「突っ張り先行を考えていましたが、山口さんの仕掛けが早くて予想外の展開になったが脚は悪くない。やれた方だし、まだまだ踏めました」と仕上がりの良さをアピール。
「決勝で対戦する同期の弓矢君と岡部君は侮れない力があるので油断はできません。1番車を貰えたけど警戒されますよね。後方で立ち遅れないように作戦を練って挑みたい」と本格デビュー戦での優勝はもちろん、S級までのストレート18連勝も狙っている。