チャレンジ決勝は関東3車で連係 ~取手競輪場~

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関東125期の二人は藤田祐大(左)-渡邉 壘(右)の並びで呼吸を合わせる
新人連係で藤田祐大の番手に渡邉壘

 取手競輪場では11日、モーニングFⅡ開催の2日目が行われた。チャレンジは今回参戦している125期の4人が全員決勝に勝ち上がったが、
並びで注目される一つに関東3車が連係するところにあった。

 関東の3人とは藤田祐大(茨城・125期)、早坂道義(栃木・88期)、渡邉壘(新潟・125期)で、茨栃スジで藤田-早坂、北日本は4車なので渡邉は単騎で戦うと思っていた。
しかし、渡邉は早坂の了承を得る形で最終的には藤田-渡邉-早坂の並びになった。その経緯を渡邉に説明してもらった。
「(自分が)一人で戦うとVには届かないと思って。それなら連係しようと。いずれ藤田君と自分がS級に上がったら連係するし。番手の競走はルーキーシリーズの函館であります。
今回は僕が番手だけど、決まっている訳ではなくて、今後はレースによって僕が前を走ることもあります」。

 藤田は地元でもあるし、一時は渡邉の番手に藤田の話もあった。しかし藤田が「(今のところは)番手の競走はできない」とのことで結局は関東は藤田が先頭で走ることに落ち着いた。
北日本も4車勝ち上がり、関東に負けじ?と4車で連係する。
相手としては強力だが藤田に伝えると「何とかします」と言い心強い。渡邉は「番手なので、まずは番手の仕事をして、Vを狙っていくのはそれから」と話す。
関東勢の好連係に期待したい。


木村貴宏記者

2024年8月12日 00時00分

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