成長を実感する平根優大 ~立川競輪場~

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平根優大
手応えは良好だ
特班阻止へまずは勝負の準決勝

 8月30日(金)に立川競輪場でF2ガールズシリーズが開催された。今シリーズには125期のルーキーが6名参戦。チャレンジ戦ではそのうち5名が勝ち上がり、準決勝からは同期対決となる激戦が繰り広げられる。4Rに出走予定の平根優大(福島・125期)は初日の予戦を、突っ張られながらも打鐘過ぎからの巻き返しで快勝。番手の齋藤明を連れ込み北日本ワンツーを決めた。

 「突っ張られるのはわかっていたし、作戦通りには走れたけど行く所をミスった。引いて緩んだら行こうと思ったけど、中途半端に併走になってしまい、のぼりで力ずくで仕掛けるかたちになってしまった。出切ってからはすごい脚が楽だったし、あとは(別線が)来ないように、しっかり踏み上げられた」
 
 前検日には「前回の川崎は落ち着いて走れたし、今までで一番良かったと思う」と確かな手応えをつかんで今シリーズへ参戦。準決は「同期とあたりたくないですね。どうか自分の所だけ(新人が)僕一人になるように祈っています」と語るも、願いも虚しく、強敵・久田朔が相手となった。「決勝で(森田一郎の特別昇班を)止めたいので」と特班阻止へ向けて、まずは勝負の準決勝突破を狙う。

髙野航記者

2024年8月30日 14時50分

開催情報

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