ナショナルチームに所属する125期は全てA級2班への特別昇班を達成

　9月30日から別府競輪場で開催されていたミッドナイト競輪で、阿部英斗（福岡・125期）が3連勝を飾り、松阪、松山から続いての3場所連続完全優勝でA級2班への特別昇班を達成した。

　レースはライン4車となった阿部が前受け。赤板で田原宥明が上昇すると、阿部は受けての3番手を確保。単騎で最後方の久田朔は打鐘前から内をするすると潜り、阿部をしゃくると2センターから一気にカマす。阿部はすかさず追いかけると後位の稲留敦貴は追えず、久田との一騎打ちに。最終バック手前で久田を捕えた阿部はそのままのスピードで加速し、後続を4車身突き放しての圧勝劇で9連勝を決めた。

　ナショナルチームに所属する阿部は、同じくナショナルチームの森田一郎（埼玉）に次いで125期で5人目の特別昇班を達成。中石湊（福岡）が一足先に特別昇班を決めており、これでナショナルチームに所属する125期3人が全てA級2班へステップアップ（10月4日時点）。将来輪界を背負うであろう新鋭に今後も期待したい。

• 選手詳細データ

• 
  阿部英斗 選手福岡・125期