番手戦で初Vの加藤駿が参戦「今度は自分の力で」 ~小倉競輪場~

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加藤駿
前検日、写真撮影に応じる
初日は與古田龍門、高橋海月との3分戦

 7月13日から小倉競輪場でミッドナイト競輪が開催される。今シリーズはチャレンジ戦に5月にデビューを飾った5名の新人選手が参戦。2レースには前回四日市で初優勝を飾った加藤駿(愛知・127期)が登場する。

 前検日のインタビューで加藤は「優勝は今回もいる谷澤君のおかげ。もちろん自力で勝てればいいですし、終わってからも師匠に自力でやっても良かったねと言われました。今回は人の後ろを回る気持ちはないし、今度は自分の力で頑張りたい」と意気込む。

 高校時代はバトミントン競技で身体能力を磨き、卒業後にはボートレースで2度最終試験まで残るも、体重の減量に苦しみ不合格。公営競技の選手として一度は夢をあきらめかけたが、競輪選手として新たな道を歩みだした。初日に向けては「練習ではペースで踏むことを意識している。前回の初日も確定板に乗れないことも考えていたんですけど、思った以上に走れました。まずは落ち着いて走れるように」と新人らしい積極策で予選突破を狙う。

 2レースは21時10分発走予定。中部期待の若手である加藤の走りに注目だ。

及位然斗記者

2025年7月12日 16時58分

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