決勝は地元3車で連係

　大宮競輪F2モーニングは20日（火）に2日目が行われた。台風の影響で荒れ模様の天候となったが、無事7Rまで終了し決勝メンバーが顔を揃えた。
　
　7Rに出走した植原琢也は初日特選で不完全燃焼に終わったが、準決では修正を果たしてHSからの豪快なまくりを決めて節目の100勝を達成した。

　「取手の落車でフレームが壊れてしまい、今回は新しいフレームにしました。初日に感じた感触を参考にセッティングを煮詰めて、今日（準決）は最後の踏みしろがあったし、アタリが軽くて良かった。（100勝達成については）そういえば初日に言われました。皆100勝は達成しているので、特にこれといった気持ちはないです」。

　今回は小玉勇一と高瀬卓も優出を果たして、地元3車で別線を迎え撃つ。

　「小玉とは高校の同級生です。川崎（3月）でも連係しましたが、その時は自分の調子が良くなくて番手を回りました。今回は自分が前を回って小玉に仕事をしてもらいます（笑）。ラインから優勝者を出せるように走りたい」

　スピードは非凡なものを秘めている植原。準決は1周駆けて押し切っており調子も上向いている。決勝でも強気な姿勢でロングスパートを放ち、地元３車で上位独占を目指す。

• 選手詳細データ

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  植原琢也 選手埼玉・113期