石井寛子、山原さくらに続き3人目の快挙

　取手競輪場では10日からFⅠシリーズ『関東カップ』が行われており、第7レースでは奥井迪(東京・106期)が最終ホームで叩いて先制。
そのまま逃げ切り節目の600勝を達成した。ガールズでの600勝達成は石井寛子(東京・104期)、山原さくら(山口・104期)に続いて3人目の快挙だ。

　「ようやく(600勝を達成して)良かった」とまずは安堵の表情。「(600勝は)意識はしていなかったけど、自分のスタイルで先行で決めたいと思っていた。一つ一つの積み重ねですが、心が折れることがあっても、見てくれているファンが応援してくれたおかげです」と感謝の意を示す。

　ただ、600勝は通過点。「ガールズはレベルが上がってきているけど、一つ一つやれることをやって。大きい所を目指してやっているので」。
大きな所とはもちろんGⅠタイトル、ガールズグランプリのことだろう。奥井はさらなる上積みを求めて、まずは予選2に挑む。