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2018年4月5日

男女グランプリ覇者が祝勝会

 12月30日に平塚競輪場にて行なわれた『KEIRINグランプリ2017(GP)』を制した浅井康太(三重・90期)、28日に同競輪場で行なわれた『ガールズグランプリ2017(FⅡ)』を制した石井寛子(東京・104期)の優勝祝勝会が、3月23日に日本競輪選手会三重支部、東京支部の主催により、三重県四日市市にある四日市都ホテル、東京都新宿区にあるハイアットリージェンシー東京でそれぞれ盛大に開かれた。
 浅井の祝勝会には約160名の関係者、ファン、選手仲間らが集い、15年に続き2度目のグランプリ王者となり競輪界の頂点に立った浅井を祝福した。選手会三重支部支部長で浅井の師匠でもある佐久間重光日本競輪選手会理事長(41期)による「師匠である私は、彼の成績には満足しています。あえてお願いしたいのは、浅井君はレースを離れても、すべてにおいて競輪選手の手本になっていただきたい。今でも立派ですが、見習えるような選手になって欲しいと思っております」との主催者挨拶で始まった会は、森智広四日市市長らによる来賓祝辞があった後、浅井、岩見潤(三重・71期)に、三重支部所属のボートレーサーの井口佳典、新田雄史の2人が壇上に上がってのトークショーパート1、浅井、井上茂徳氏、山田裕仁氏、佐藤慎太郎(福島・78期)、吉田敏洋(愛知・85期)、竹内雄作(岐阜・99期)によるトークショーパート2等で大いに盛り上がった。最後に浅井が「村上義弘選手のようにファンに愛される選手を目指し、これからも競輪と向き合い、日々精進し、磨き上げたいと思っています」と謝辞を述べ、盛況のうちに会は幕を閉じた。
 一方、石井の祝勝会には約150名の関係者、ファン、選手仲間らが集い、初のグランプリ女王となった石井を祝福した。市川健太選手会東京支部支部長(82期)の挨拶で始まった会は、二宮歩美さんの司会進行の下、来賓祝辞、石井のトレーナーも務める田谷勇(東京・54期)による祝辞、乾杯の音頭があった後、妹の石井貴子(104期)、中村由香里(102期)、高木真備(106期)、増茂るるこ(102期)、飯田よしの(106期)の東京支部所属の選手をはじめとするガールズ選手やOGも壇上に上がって石井を祝福し会を盛り上げた。最後に挨拶に立った石井が「競輪選手になってからずっと思い描いてきたガールズグランプリ優勝を5回目の挑戦でようやく達成することが出来ました。ガールズグランプリを優勝してからも、ガールズケイリンのレベルは上がり続けていますが、もっと強くなれると思って自分を信じてハードな練習をしています。過去6回のガールズグランプリの中で連覇を達成した選手はまだいません。まずは今年も年末のガールズグランプリに出場できるように一戦一戦勝つことに集中していきます。7月にはガールズケイリンの7回生もデビューします。選手も増えてガールズケイリンは活気があります。ただ、私は負けたくない」と熱い決意を語って会はお開きとなった。

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