国際トラック競技大会（ＵＣＩクラス１）「２０１８ジャパン・トラック・カップⅠ、Ⅱ」が７月６日に「ジャパン・トラック・カップⅠ」、７月７日、８日に「ジャパン・トラック・カップⅡ」という日程で伊豆ベロドロームにて開催された。今シーズンのワールドカップや世界選出場枠にも関わるこの大会には、日本代表選手や海外のトップ選手が多数出場。２０２０年を目前に控え、オリンピック会場で行われるＵＣＩ公式大会とあって重要な大会となったが、男子ケイリンでは脇本雄太（福井・94期）がともに逃げ切ってⅠ、Ⅱ連続優勝を達成した。また、男子スプリントでも短期登録選手制度で来日しているマティエス・ブブリ（オランダ）がⅠ、Ⅱを連続優勝。ブフリはⅠの予選の２００ｍＦＴＴで９秒６５６を出し、伊豆ベロドロームのバンクレコードを更新と規格外の強さを見せ付けた。なお、エリート男女競技での日本人選手の主な成績は以下の通り。
　〈Ⅰ〉【男子ケイリン】1脇本雄太4河端朋之（岡山）13深谷知広（愛知）13新田祐大（福島）13渡邉一成（福島）【スプリント】7脇本雄太10渡邉一成13河端朋之14新田祐大15深谷知広【マディソン】2チームブリヂストンサイクリング（窪木一茂、橋本英也）10京都産業大学（曽我部厚誠、清水太樹）11日本（沢村桂太郎、今村駿介）【女子ケイリン】4小林優香（福岡）10前田佳代乃（京都府）13石井貴子（千葉）13太田りゆ（埼玉）【スプリント】10小林優香11前田佳代乃13太田りゆ17石井貴子【マディソン】6日本（吉川美穂・中村妃智）7日本体育大学（古山稀絵・中村愛花）
　〈Ⅱ〉【男子ケイリン】1脇本雄太5河端朋之11雨谷一樹（栃木）25深谷知広25渡邉一成【スプリント】3深谷知広4脇本雄太8渡邉一成15新田祐大16河端朋之17雨谷一樹【マディソン】2チームブリヂストンサイクリング（窪木一茂、橋本英也）9日本（一丸尚伍、今村駿介）【オムニアム】3今村駿介（中央大学）4窪木一茂6橋本英也（岐阜）14小林泰正（群馬）【女子ケイリン】4小林優香11太田りゆ17前田佳代乃17石井貴子【スプリント】9小林優香11前田佳代乃18石井貴子20太田りゆ【マディソン】6日本（鈴木奈央、中村妃智）7日本体育大学（古山稀絵、中村愛花）【オムニアム】6橋本優弥（鹿屋体育大学）7鈴木奈央（静岡）10上野みなみ（ＣＩＥＬ　ＢＬＥＵ　ＫＡＮＯＹＡ）13吉川美穂（Ｌｉｖｅ　Ｇａｒｄｅｎ　Ｂｉｅｉ　Ｓｔｅｌｌｅ）15古山稀絵17中村愛花