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2019年3月1日

渡辺十がS級に特進

 3月1日開催の平塚競輪FⅡ最終日第12レース・A級決勝に出走した渡辺十夢(福井・85期)が、打鐘3角からカマした後輩の中川勝貴(福井・109期)の仕掛けに乗ると、ゴール手前で余裕を持って抜け出してVを飾った。これで渡辺は、1月奈良ミッドナイト、2月和歌山FⅠに続き3場所連続完全優勝を達成し、3月2日付でS級2班へ特別昇級した。失格点で再びA級となった渡辺だが、前期S級で4場所連続優参があるなど好調を維持しての降級で、脚の違いは歴然。初戦の1月小松島から5連続優勝、着外は僅かに1回と追い込み型としては驚異的な成績を残してS級に復帰となった。なお、3場所連続完全優勝達成での特別昇級は藤根俊貴(岩手・113期)が2月17日に西武園競輪場で達成したばかりで、今年早くも5人目の記録。113期勢以外では、昨年12月19日に岐阜競輪場で達成した舘泰守(愛知・80期)以来となる。

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