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2019年9月4日

第2回卒業認定記録会はゴールデンキャッパーが続々誕生

 先の記事にもある通り、日本競輪選手養成所第117回生(男子)、第118回生(女子)の第2回卒業認定記録会が9月2日~4日の3日間にわたって同養成所で行われた。好天に恵まれた中で行なわれた記録会では、第117回生の坂本紘規(青森)、町田太我(広島)、菊池岳仁(長野)、寺﨑浩平(福井)が男子候補生史上最高の4人、通算で20人目(17人目から20人目)となるゴールデンキャップを獲得した。坂本のタイムは、200mFD=10秒89、400mFD=22秒47、1㎞TT=1分07秒93、3㎞TT=3分48秒64。町田のタイムは、200mFD=10秒88、400mFD=22秒29、1㎞TT=1分07秒74、3㎞TT=3分45秒87。菊池のタイムは、200mFD=10秒56、400mFD=21秒88、1㎞TT=1分04秒05、3㎞TT=3分39秒43。寺﨑のタイムは、200mFD=10秒33、400mFD=21秒99、1㎞TT=1分07秒53、3㎞TT=3分48秒00。
 町田と菊池は、5月23日と24日の2日間にわたって同養成所で行われた第1回記録会でもゴールデンキャップを獲得しており、6月4日に開催された日本競輪選手養成所賞罰委員会で早期卒業候補者にも選定されている。なお、本年度5月の教育制度改正に伴い、早期卒業制度に関しても一部規定が改正されていて、第1回記録会(入所直後期)または、第2回記録会(中間期)においてゴールデンキャップを獲得した者は早期卒業候補者に選定するとされている。
 また、第118回生の永塚祐子(神奈川)が女子候補生7人目となるゴールデンキャップを獲得した。永塚のタイムは、200mFD=12秒28、400mFD=25秒50、500TT=37秒47、2㎞TT=2分41秒32。
 養成所では、記録会の成績によって、訓練時に着用するヘルメットキャップの色が決められている。白・黒・赤・青については記録会毎の能力区分によって養成所から貸与されるが、ゴールデンキャップは本人に授与される。ちなみに各種目の1位の記録は左記のとおり。
 【第117回生200mFD】寺崎浩平(福井)=10秒33【400mFD】菊池岳仁(長野)=21秒88【1000mTT】菊池岳仁=1分04秒05【3000mTT】菊池岳仁=3分39秒43
 【第118回生200mFD】尾方真生(熊本)=11秒62【400mFD】尾方真生=24秒47【500mTT】増田夕華(岐阜)=36秒29【2000mTT】永塚祐子(神奈川)=2分41秒32

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