絆堅い京都コンビ
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鈴木記者
初日の走りは脱帽もの。一旦は脇本雄太との連結を外してしまったが、最終バックで番手を奪還。さらに直線で追い込んで1着と獅子奮迅の活躍だった。それでも「追い上げるべきだった」と満足していないあたりが、タイトルホルダーのメンタリティなのだろう。
二次予選は練習仲間の藤木裕とタッグを組む。公私に渡って長い時間を過ごしてきた。「藤木はまだまだ伸びていかないといけない選手。ここで満足してほしくないし、自分で上位の選手と戦うための経験値をつかみ取ってほしい」と話す。レースに対しても「僕からどうしろと言うことはない。彼がやらなければならないことをやってくれれば、それでいい。それは藤木も分かっているはず」と全面的に信頼している。
村上が5番、藤木が9番と枠順には恵まれなかった。一度、後ろから押さえてレースを動かす役目になりそうだが、今の藤木なら多少、道中で脚を使っても、それほどの不利にはならない。むしろ、自分のタイミングでレースを作れるというメリットになるはずだ。車券は差し目一本で。