後閑信が渾身のまくりを発動

　2深谷深谷がどうにもおかしい。初日特選は小川勇介に手を焼き、２日目優秀はカマすも、長塚智広にまくられて９着大敗。やっぱり平成の怪物も人の子。落車の影響は甚大な様子。いつも以上に口数が少なく、準決に向けても「現時点ではこんなもん。力を出し切る事に専念」と弱弱しい声で話すだけ。今回に限っては別線に付け入る隙がありそうだ。
　元気いっぱいなのは5後閑後閑。モチベーションの高さは、地元・京王閣でのＧＰ出場と高い目標があるからこそ。「練習仲間の岡田征陽が別府記念を優勝して、自分もと気持ちが入っている。今回の2深谷深谷はちょっとおかしい。4吉川吉川もやる気を出しているみたいだし、もつれる展開が見えている」とレースの読みも冴えている。2深谷深谷と4吉川吉川の踏み合いになれば、1伏見伏見より先にまくりを発動していくはずだ。