平原康が自力志願、池田勇は追走専念

　関東勢では初日特選のトップを切って２日目の優秀を決めた5池田池田。レース後は「あとは平原さんを待って、自分が前でやるだけです」と、ヤル気満々だったが、フタを開ければ3平原平原―5池田池田の並びで落ち着いた。
　「平原さんが前でやるっていうから…。これが自分から言ってこの並びなら事件ですよ（笑）。もちろん後ろは初めてだし、自分には荷が重い。プレッシャーで眠れないですよ」と、不慣れなハコ回りに5池田池田は戸惑いを隠せない。
　一方の3平原平原は「（池田には）いつも頑張ってもらっているから。武田さんとは話し合って別々でやることになりました」と、さらり。高松宮記念杯（Ｇ１）へ向け、新フレームの手応えを自力でつかみたいのが本音か。
　別線と言えども1武田武田が、真っ向勝負で地元を潰しにかかるはずもなく、5池田池田が重圧に負けなければ地元ワンツーが決まる。