語らねど脚は万全の長塚智
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- 的中率
- 22%
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- 回収率
- 98%
竹内記者
例によって多くを語らない7長塚長塚だが、シリーズ3日間のすべてで番手を回り“超一”の動きを見せている。準決では逃げた上原龍の番手から、1吉本吉本のまくりをギリギリまで引きつけ直線一気。見事な芸当だったが、それには見た目以上の脚力が要求される。7長塚長塚マークから流れ込んだ5鈴木鈴木も、半ば呆れ顔で振り返る。
「長塚は余裕がありすぎる。後ろに付いていて他の選手と一枚違う。誰が来ても合わせられる気がしましたよ。(吉本が)来たの見て踏んでいるんだもん。あれを見ちゃうとね。本当は伏見(俊昭)の後ろでいいんだけど。お世話になったのもあるし、決勝も長塚の後ろに行きます」
G1を5勝、グランプリを1勝している5鈴木鈴木が、7長塚長塚をべたぼめ。歴戦の嗅覚を働かせ2伏見伏見の番手を袖にしてまで、関東ラインの3番手を選択。ラインが長くなったことも関東勢には有利。今シリーズ3度目のセットとなる3岡田岡田に乗って、7長塚長塚が今年2度目の記念Vを飾る。