南関作戦が決まる

　南関勢が大活躍だ。地元４車に加え、準決勝で今が旬の9石井のまくりを差した7福田も、記念連続優参の実力をまざまざと見せつけた。ここまでたくさん決勝進出者が出ると並びも難航しそうだが、どうやらすんなりと決まった様子。
　連日動き悪くない1小埜を先頭に、自力でも強い9石井が２番手回り。そして地元の重鎮である3鈴木が３番手で、1小埜の師匠である4宮倉が４番手。そして、7福田が５番手を固めるぜいたくで、強力過ぎるラインが出来上がった。男気溢れる1小埜は、これだけ後ろに付いてもらえれば、残る仕掛けよりも、主導権をしっかり取ることに専念しそう。後ろに大先輩が控える9石井も、番手発進で応えそうだ。3鈴木が続くのは問題ないとして、悩むのは３着争い。4宮倉が追走で一杯になる可能性は十分で、３着は別線の台頭も押さえたい。ただ、配当を考えると、あまり手を広げられないので…。