永澤剛の一発にかける

　決勝はさすがに豪華な顔合わせで、どこから狙っても後悔はなさそう。動きの良さなら特選で1永澤、7角、9相川をまとめて破り、準決もジャン先行で押し切った5石丸だろう。２日間の仕掛けたタイミング、スピード、末の粘りは本当にどこを取っても非の打ちどころがなかった。言うまでもなく格的にもここでは並ぶ者のいない存在で、パワーは断然ながらまだＶ経験のない9相川あたりならまたあっさり手玉に取ってしまっても何ら不思議ではない。だが、素直に5石丸で勝負はあまりに芸がない。ここは中団は絶対に譲らないであろう1永澤にかけてみたい。実質３分戦で（しぶとく決勝に乗ってきた7角を無視するのは失礼ではあるが）迷った場合は、一番人気のないラインを買うというのは３３走路の車券のセオリーでもあるし、今回の準決の1永澤は期待通りの走りだった。特選も３着にまとめたわけだし、ここは強気に軸で狙う。ただ、乱戦を期待しての車券なので相手は手広くいきたい。