山口貴にＶ期待

　千葉競輪場が廃止へ、猶予期間３年を見て、売り上げが改善されないと「廃止」が決定的となるといった衝撃的なニュースが流れた。
　さてこの緊張感を、選手が、関係者が、そして私たちがどこまでこの状況を真摯に受け止め、千葉競輪を盛り上げていけるだろうか。
　私ができますことは、まず、「当たる」を楽しむ予想を提供していくことです。
ここ２日間は散々たる結果でありますが…。

　３連続Vのかかる2山口は、人任せで敗れた初日をしかと反省して、準決勝は見事に好タイムでまくった。流れが向いたのも確かだが、それもある意味2山口の持つ勝負強さでもあろう。
　準決勝でピタリと続いた4関は「2山口と同開催の時は、どうも気持ちがほぐれて、なんかいつも笑ってしまうんですよ」とこぼしていたが、缶詰状態にされる宿舎でリラックスを保つのは大きいことだろう。だからこそ、彼もまた２着から外せないわけだが…。
　それ以外にも強敵ぞろいだ。まくり差しで図太い競走を連発している3坂本や、この衝撃的ニュースが「練習バンクがどうなる？」といった意味で、心に響いているだろう地元勢もいる。
　やはり、一筋縄ではいかぬだろう。

　2山口を軸にはそえたが、結局、相手は手広く。そして北勢とのボックスも保険にいれて、とにかく「当てよう」！