まくりも強い脇本雄
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- 的中率
- 27%
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- 回収率
- 112%
堀江記者
競輪と自転車競技の"二刀流”で奮闘する3脇本が充実している。ハードスケジュールであることは事実だが、本人も納得であり「調子の良いときに走っておきたい」と6月に京王閣の追加配分を受けるほど。小松島記念の翌日からナショナルチームの合宿をこなし、伊豆ベロドロームで開催された国際大会「2015ジャパントラックカップ」に出場して、世界の強豪を相手に好成績を収めた。
ここは、中部勢が8伊藤-2竹内-7金子の並びで結束。8伊藤は全プロのチームスプリントで優勝してシード権を得たが、ここでは明らかに格下の存在。ラインに貢献しようと思えば、主導権取りに徹するはずで赤板から一気にペースが上がりそう。大舞台の経験を積み重ねてきた3脇本が無謀な先行争いに加わるはずもなく、豪快なまくりでライバルたちを一飲みする。