地元の意地で郡司浩
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奥山記者
豪華メンバーが集結したが、ここは地元3郡司の大駆けに期待したい。直前の合宿で仕上げてきた成果は、初日に1浅井を破った事で実証済み。優秀戦は仕掛けのポイントを誤ったための敗戦で、準決も大事をとった運行で手堅く連を確保と、まだ底を見せていない点も魅力的だ。
「しっかり戦えているし(調子に)不安はない。準決では自分だけの競走になってしまったので、その分も決勝では思い切り仕掛けたい。相手は強いけど、自分のやる事は変わらない。とにかく『いつも通り』を意識して。いつも練習しているバンクですし、見せ場を作れるように攻めていく。それで結果を出せればと思ってます」
1浅井や2稲川、5脇本らトップ選手の当面の目標は、約3週間後に迫った静岡ダービー。そのため今回は、結果よりも内容を重視する可能性が高い。逆に3郡司は「高木隆弘さん以来、川崎記念では地元から優勝者が出ていないみたいだし(※花月園メモリアルは除く)、なんとか頑張りたい」と、15年ぶりとなる地元勢のVを目指しており、今回へ懸ける気持ちは一番といえる。
また、3郡司にとって心強い味方となるのは、後ろを固めてくれる同級生4松浦の存在。その4松浦は「せっかくなので付けさせてもらいます。3郡司君の地元だし、もちろん好きに走ってもらいますよ。僕は80パーセント以上は援護に集中する気持ちですから(笑)」と黒子役に徹することに迷いはない。初連係となるが各々の役割は明確で、好連係を見せてくれること必至。平成生まれのヤング同級生コンビが、力を合わせて難敵を倒し、3郡司が悲願の地元記念Vを達成する!