見逃せない竹内翼の走り
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権田記者
なんだかんだ言って109期も上位は107期に遜色ない活躍を見せている。実力はS級の太田竜や酒井拳は別格にしても5竹内もデビューから負けなしで特班し、1・2班戦でも連続で決勝進出。まあ予選で負ける脚ではない。師匠の吉本哲の神がかった今の強さを考えれば、期待の弟子として下手な競走は出来ないと本人も強い自覚はあるだろう。問題はマークの9田中が付け切れるかだが、ここは離れる方の車券を本線に推す。というのは、ここまでの1・2班戦2戦の予選はいずれもマークは切れている。2戦目は別線の相手が点数上位の選手で日浅保でも最後に捌かれてしまったのは仕方ないにせよ、初戦は中石昌がマークし、出切った5竹内がギアを入れ替えて本格的に先行態勢に入った瞬間に切れてしまった。そこを考えると、さすがに力落ちは否めない9田中も同じ目に遭う危険が髙そう。さて、となればどこを狙うかだが、素直に7市橋に乗る3米嶋が一番手でいいだろう。7市橋は長欠明け2戦目でまだ本調子ではないが、復帰戦も予選は逃げて3着には粘っている。あとは、2奥平―6石貞の近畿コンビを秘かに狙ってみたい。というのはこの2人、安定性はないが、ハマッた時のパンチ力は相当なものだ。