自信を付けた新鋭
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- 的中率
- 17%
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- 回収率
- 49%
細川記者
今節が初めて記念競輪出走となっている6嵯峨が1次予選で会心の走りを披露。練習仲間の2高橋を味方に付けて強敵撃破へ名乗りを挙げる。
「初日のレースは自信になりましたね。S級に上がってから最終バックを一度も取れていなかったけど、やっと取れました。地元の八戸バンクもサンサンで、(競走を想定して)1センターから仕掛けて1周半ちょっと踏み切る練習をしているので。高橋さんとは一緒に練習をしているし、安心して駆けられそう。S班の選手とも早く対戦してみたかったので楽しみですね。前に出切ってしまえば残れるって思ったのでしっかりと仕掛けたい」
6嵯峨の強さを知る2高橋は気を引き締めて後輩をリードする。
「嵯峨が一番っていっていいくらい一緒に練習をしているし、本当に強いんですよ。ダッシュが半端じゃないから練習じゃ付いて行けない。だって(八戸の)サンサンバンクで平気でハロン8秒台前半を出すんですよ。自分じゃ出したことないっていうか見たこともないタイムを平気で出すんですよ。初日の(嵯峨の)仕掛けは絶対に全開じゃないですよ。後ろを気遣って踏んでますよ、たぶん。抜くイメージ? いやいや(苦笑)厳しいですよ。最近は番手を回ってもほぼ抜けてないのに嵯峨じゃね(苦笑)援護に徹します。相手は三谷君ですけど、嵯峨の強さなら十分行けると思います。」
6嵯峨のポテンシャルの高さを知る2高橋に油断はなく、S班が相手でも勝算ありとレースを読み切る。練習仲間の後輩をリードして準決へ勝ち進む。